日本経済新聞の京都の花街についての記事

日本経済新聞に京都の花街についての記事が掲載されています。

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京都を訪れる観光客の憧れの存在、舞妓さん。町で、稽古や座敷に向かう舞妓に出会うと、それだけで気分が高揚する。

 舞妓こそ、京都の花街の特徴だ。東京や金沢の花街にも芸妓(芸者)はいるが、舞妓はいない。その名の通り、宴の場で舞を披露する女性のことで、5年ほどの修業を経て、一人前の芸妓になる。

 あでやかな着物にだらりの帯、自毛で結う日本髪は、舞妓独特のスタイル。おとなの女性になる前の少女らしい、愛らしさが持ち味だ。

 舞妓が客をもてなすお茶屋の起源は「室町時代中期頃にできた門前の茶店。それが茶を振る舞う女性を置く茶屋になったといわれます」(花街の歴史に詳しい弘道館の太田達さん)。

 京都に5つある花街のうち、最古の上七軒(かみしちけん)は、「足利義政から義稙(よしたね)の時代にできた7軒の茶店。そこでみたらし団子でもてなされた豊臣秀吉が喜び、茶屋株を公許したのが始まりとされる」。

 以来、京都はその華やかな花街文化を引き継ぎ、今もとどめている。

舞妓さんは京都の特別な存在、予約で会える店も  :日本経済新聞

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