祇園甲部の舞妓・紗矢佳さん、杏佳さん出演のドキュメンタリー

2015/5/24

ピーター・バラカンさんがガイドを努めるNHK Worldの番組BEGIN Japanologyによる芸舞妓についてのドキュメンタリーです。
祇園甲部・つる居の舞妓・紗矢佳(さやか)さん(現在は芸妓)、杏佳(きょうか)さん(既に引退)ほか出演です。

(部分翻訳書き起こし)

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紗矢佳は埼玉県の出身で、中学校を卒業後、15歳のときに両親と離れ祇園にやって来た。

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「元々、日本舞踊が好きで習っていました。それから、中学3年生のときの修学旅行で舞妓さんを見まして、その後調べてみたら舞妓さんていうのがお仕事としてあるというのが分かって、自分も舞妓さんになりたいなと思って祇園に来ました。」

京都に来て以来、紗矢佳には厳しい日課がある。
夜はお客をもてなし、昼間はたくさんのお稽古事がある。

紗矢佳は舞のほかにも三味線、お茶など多くの伝統芸能・文化を学んだ。
毎日あまりにもたくさんの学ぶべき事があるが、紗矢佳はそれにこなしここまでたどり着いた。

「そうですね。習う事がいっぱいあるのでものすごく忙しいですね。」

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置屋のおかあさんといっしょに暮らすことで、伝統芸能だけでなく、立ち居振る舞いから身だしなみまで、舞妓としての基本のすべてを学ぶことができる。

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今日は髪の直し方を学んでいる。

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舞妓としての心構えは彼女が持ち歩くものにも現れる。
バッグの中には舞に使う扇子、手鏡、くしなどの舞妓の仕事に必要なものが入っているが、みんなが持っているあれがない。
「舞妓のイメージに合わないので、携帯電話を持つのは禁止されてます。京都の舞妓友達は誰も携帯を持っていないです。両親とは手紙で連絡をとっています。」

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彼女には月に2日しか休みがなく、お稽古が朝早くから夜遅くまであることもある。
お稽古の合間に彼女はカフェに出かけて束の間の休息を楽しむ。